サーフィンがきっかけ
ゴミ拾いなんて
10代の頃は何も考えずにその辺にゴミを捨てたりしたこともあったし、ましてや落ちてるゴミを拾うなんて考えもしてなかった。
サーフィン始めて気持ちが変化
考え方に変化が現れたのは19歳の時、先輩に誘われて始めたサーフィンだった。
海に漂うゴミ
サーフィンをしてると、海岸にたくさんのゴミが漂ってるのが目につく様になって自分なりに、なーんとなくだけど少し環境に意識が行く様になった。同時に周りの人の行動なのか言動なのかあんま覚えてないけど、ゴミをポイ捨てすることってダセェーんじゃないかって思う様になってた。
食べたゴミは持ち帰ってねぇ〜
そんな頃いつものように、宮崎の木崎浜でサーフィンしてて昼になったから持ってきてたコンビニ弁当を堤防の上に座って食べてたら、今で言うビーチクリーン的な事をしているオッチャンに
「食べたゴミは持ち帰ってね〜」
と優しく声をかけられた。
僕も「もちろんです!」
と、応えながら思った。
こういう行動をしている人達がいるんだなー、汚す人がいれば…また綺麗にする人達もいて…俺は汚す側には入りたくないなー、やっぱり汚す側ダセェな!って確信できた。
相変わらずゴミは捨てない。
サーフィンを通じて宮崎の綺麗な自然に目が向くようになってだいぶ月日は経ったけど、今も変わらずゴミは捨てない。むしろ歳をとり農家さん相手に仕事をして田舎町に行くことで、今まで以上に自然に触れる機会が増え、更に気持ちが変化した。
子供たちの世代にもこの綺麗な宮崎の自然を残していきたいと思う。
そんな気持ちを理解してるのか、俺の子はゴミが落ちてると「誰や!ゴミ捨てるやつわ!最低やな!」とかボヤいたりする。
少し口が悪いですが(苦笑)
たまに落ちてるゴミを拾ったりもする。
俺が影響を受けたように、子供も俺から影響を受けたのかな。
綺麗な宮崎はどこまでも続く
ちょっとした事だけど、こんなサイクルが続いて行けば、子供達が大人になった時も変わらず自然豊かで綺麗な宮崎は続いて行くのかな。

樹脂の廃材で作ったリサイクル植木鉢。
廃材でも素敵なモノが生まれる。
きっかけなんて何でもいい。
CHAOS WORKS